旅のはじまり

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どこに行きたいわけでもないけれど、どこかに行きたい、と常々思っています。知らないところに行ってみたい、とか、気持ちの良い景色に浸りたい、とか。具体的な場所はないけれど。今年の夏はどこにいこうか。あまり多くはない夏休み、そろそろ予定を立てよう。もう遅いぐらいかもしれない。行き当たりばったり、カメラをおともに青春18きっぷの旅、なんてのも憧れる。今あたまのなかに思い描いているのと現実はだいぶ違うんだろうけど…それもやってみないとわからないことだし、挑戦してみようか。

なんて風に、あちこちいろんなところへ行こうと思えたのは、写真のおかげです。ずいぶん行動範囲が広がった。ひきこもる休日が減った。カメラ一つで生活ががらっと変わりました。出掛けた先に何か撮りたいものがある、というわけではないし、写真を撮るためにどこぞへ行くぞー、ってわけではないんだけどね。出かけること自体が目的。出かける…体験する…見る、というか、新鮮な気持ちになれることばかりです。きっとカメラを持つ前もそうしたいって思いはあったのかもしれない。きっかけがなかっただけで。だから、カメラと写真はそれを後押ししてくれる、頼もしい相方です。


どこへ行こうにも、足は電車。そうすると、自然と電車・駅の写真も増えてきます。これは房総をぐるりとまわってみたときに、乗り継ぎの電車がくるまでの待ち時間で撮った写真。まだ朝の早い時間帯でした。いい天気だけど暑すぎず、ひと気も少なく、良い休日の朝。

ホームを歩いていて、ふと振り返った瞬間に光がきれいだなあと思って撮ったのが1枚目。おじさんが良い感じ。駅のベンチに座っていると不思議と読書が捗るのはなんでだろう、なんて思いながらの2枚目。向かいのホームの電車に座っている人が「休日」っぽくていいなあと3枚目。貸し切り状態の車内で、座った状態でそのまま撮ってみた4枚目。望遠レンズの狭さを実感。

旅って感じ。