単焦点レンズ"XF90mmF2"を買ってしまいました。

望遠の単焦点、XF90mmF2、買ってしまいました。何度も富士フィルムステーションで試しては物欲を抑えようと我慢していたのですが、耐えきれませんでした…。X-T10を買ってからまだ3か月も経っていないというのに、早速3本目のレンズに手を出しました。すっかり趣味:写真が板についてきた気がします。

  • XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS…キットで購入 実はあんまり使っていない
  • XF35㎜ F1.4…1週間後に購入 これまではほとんどこれで撮影している

これまではこの2本を持っていて、おそらくXF35㎜で撮った写真がほとんどです。このレンズすごく好きです。ただ、XF35㎜という標準の画角で毎週のように撮り続けていて、もっと望遠寄りの画角で撮りたいなあという欲望がふつふつとわいてきました。寄りきれない対象をずばっと撮りたいなあと。

購入後はじめの撮影は千葉の船橋にて。夜に用事があったので、1時間ぐらい早めに現地入り。ぶらりと街中をスナップ撮影です。

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駅を出てすぐ、振り返って入り口を収めようとカメラを構えると、まず改めて認識したのは、視界が狭い!ってこと。駅の入り口どころか看板部分を収めるのに精いっぱい。相当離れないと全体像は撮れないなあ。35㎜とは全く違う。そりゃそうだ。


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おかげで、こんな風に、ちょっと離れたところからでもちょうどいい距離感の写真が撮れちゃう。遠い、というのが苦にならない。案外スナップ向きじゃないないかなって思います。下手すりゃ、あるいは下手しなくても盗撮…? このレンズでポートレート撮影をしたらすごく楽しそう。どこをどう切り取るか、って大変そうだけれど。


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ボケがきれい。特に前ボケがお気に入りです。焦点距離が長いってことは、単純にそれだけ前ボケとして使える範囲が増えるということだから。これまでよりもふんわりした写真を撮る機会が増えるのかもしれない。後ボケもこれでもかっていうぐらいのきらきら感。雰囲気出てる。


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モノクロもびしっと決まっている気がします。なんでこう、レンズを買うたびに写真が上手くなった気がするんでしょうね…。落ち着こうレンズの力です、レンズの力。


Fujifilmの単焦点望遠レンズのラインナップにXF56㎜、60㎜、90㎜とある中で、一番望遠寄りのレンズを選びました。富士フィルムステーションでレンタルしてああでもないこうでもないと試した結果気に入ったというのと、これぐらいまで望遠寄りにしちゃったほうがいっそ楽しそうだ、どうせ新しく買うのなら、これまで体感したことない画角にしてみよう、という好奇心から。大正解だったなーと思います。

XF35㎜では撮れた写真が撮れないこともたくさんあったけれど、XF35㎜で撮れなかったような写真がたくさん撮れます。つまり、撮れる写真の幅が広がったということ! この3本のレンズを使い分けながら、これからも写真を楽しみたいと思います。


新しいレンズは、もう当分いいかなあ…。