暮れ泥む空がきれいだった日

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先週の日曜日。X70を手放し、新たに仲間入りしたX100Tをおともにでかけました。青春18きっぷがまだ残っていたので小旅行がてら、がっつり撮りこんでやるぞと意気込んで。

その日の帰り。夕暮れ時。火灯し頃、うそうそ時、夕さり、なんて表現も、調べてみると見つかりました。暮れ泥む、って言葉も響きが好きです。青空から夕焼けの橙色の空になり、紺からだんだん黒へと変わっていく空がすごくきれいでした。重く苦しい雲が漂っているところもあって、青い空と、オレンジの空と、黒い雲が一緒にいる、不思議な色合いの空でした。クラシッククロームはこんな色合いによく似合う。

写真をたくさん撮ると、それを見返して、選ぶのもまた楽しくもありつつ、まとまった時間がとれずになかなか進められなくてもどかしい思いをします。撮って、見返して選ぶまでが「写真」の工程だなあと感じるのでした。撮りっぱなしにはしたくない。写真に居場所を与えてあげたいなあと思うのです。

新入りのX100Tはすこぶる良いカメラです。町中でのスナップだったり、小旅行だったり、この一台で満足だなあと思えるぐらい。X100Tについてはまた別の機会に。