写真を組み合わせることで、ストーリーが生まれる
はっきりわかりやすい対比の2枚。咲いている桜と、散ってしまった桜。明と暗。生と死。天と地。
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組写真というジャンル、面白いです。観ていると、ストーリーを感じられたり、あれこれ想像が膨らんだりします。ある田舎の日常だったり、ある人の生き方に迫ったものだったり、一つのテーマ・流れに沿って撮られ、組み合わせられた写真。写真を1枚の作品として見るのとはまた違った楽しみがあるんだなあと知りました。
ほかの写真と組み合わせることで、よりメッセージ性が強まるのでしょうか。複数枚の写真を見せることで動きを出すことができて、それによってその動きの間だったり、前後だったりを想像する余地が生まれる。その想像する余地っていうのが、面白さの理由の一つじゃないかなあと思います。半分は撮影者が考えて、それを受けて観る人が残り半分を考える。
この桜の2枚の写真も、それぞれを組み合わせてみると、桜が咲いて→散る、という流れになりますよね。どんなメッセージを込めたいかによって、きっと、ここに加えるべき写真というのも変わってくるんでしょう。
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小さい頃は写ルンですで撮った写真で、ああでもないこうでもないといいながらアルバムを作っていたなあとふと思い出しました。あの時こんなことがあった、これとこれを組み合わせたらきれいかも、このページのメインはこの写真で、なんてことを言い合いながら。
ある意味ではこれも写真を組む、ということなんでしょうか。そう考えてみると、小難しいこと考えずに、やってみるのもいいのかなあ。
観ている分には楽しいけれど、いざ自分がそれをやってみようとなると、難しいものです。